今学期の振り返り
皆さんこんにちは。今学期がやっと終わって大学も終わりますが、ちょっと悲しいです。パデュー大学と日本語302で友達が出来たのでいい思い出になりました。
クラスの皆さんへ:僕は皆の日本語がとても上手だと思っています。こんなに難しい言語を勉強するのはすごいですね。卒業した人もまだ授業をとる人も頑張ってください。
最終報告書:
現代使われている日本語は昔と同じように書かれているわけではなく、様々な違いがある。実はひらがなやカタカナの使い方や漢字の形が今と違い、現代の日本人は江戸時代や平安時代に書かれた物を簡単に読めない。このトピックを選んだ理由は歴史、古典文化、言語学などに興味があるからである。
今学期の個人プロジェクトの全体の話題は「古い日本語の書き方」に関することで、中間発表では、主に「旧字体」について話した。旧字体とは日本で現代簡略化されている364の漢字の伝統的な形で、戦前の日本では正式であった。
前に述べたように、旧字体は日本や中国の伝統的な漢字であり、正式な場面で使われていた漢字のことである。現代使用されている簡略化された漢字は「新字体」と呼ばれており、旧字体と比べると、大抵新字体は画数が少なくて、部首が簡略化されたり、省略されたりしている。旧字体はもう正式な場面では使われないが、まだ人名のために時々使われたり、看板などで見られる。伝統的な雰囲気や古い感じを表すためによく利用される形である。第二次世界大戦の前、一般の人々は、簡略化された漢字を手書きする時などに利用していたことがあって、伝統的な漢字の方は「正字体」や「正字」と呼ばれていた。正字体は公式な場面に使用されていたが、戦後、新政府は漢字の改革を望み、昭和21年(1946年)に「当用漢字」と言う1850の漢字がある漢字表を作った。当用漢字表の影響で、簡略化された漢字は正しいと認められたが、まだ古い印刷機などが使われていたため、旧字体は昭和20年代の間は、まだ時々使われていた。昭和56年には「常用漢字表」が編纂され、学校で教えられる漢字が多くなったが、平成22年には、更に漢字が増え、読み方が変えられた漢字もあった。この間、常用漢字から削除された字もあったが、人名用漢字に指定されていたため、今も名前などに使われている。
漢字だけではなく、日本語ではひらがなやカタカナの使い方も変わってきた。明治33年(西暦1900年)、「変体仮名」が使われなくなった。「変体仮名」とは昔使われていた平仮名のことで、同じ音でも様々な表し方があったり、今の日本語には存在しない音を表す平仮名と片仮名のことである。その後は現代とよく似たような平仮名表が使われていたが、第二次世界大戦の後、「ゐ」と「ゑ」は使われなくなり、現代の平仮名表が生まれたことにより、カタカナも「ヰ」と「ヱ」を失った。その上、戦後、「歴史的仮名遣い」も使用されなくなり、「現代仮名遣い」が正式になった。「歴史的仮名遣い」とは昔の日本語の発音を仮名で表すことで、第二次世界大戦の前は正しい書き方と認められていた。明治、大正、昭和初期の日本語は今の日本語と同じように発音されていたため、歴史的仮名遣いはその頃の日本語の音を正確に表していなかった。そのような理由で今の現代仮名遣いが正式になり、助詞の「は」や「へ」など以外の音は全て発音されているように書かれている。例えば、改革の前は拗音の書き方が今とは違い、小さく書かれていなかった。古文の文章は旧字体や歴史的仮名遣いで書かれているので、勉強ををしないと読みにくい。
この研究において最も難しかったのは、調べている事の呼び方であった。「戦前の正式な書き言葉」などと呼んでも、右横書きは正しい書き方とは限らないため、正確な名称ではない。「旧日本の書き言葉」と言う言い方も使ってみたが、古文を紹介をするつもりではないので、それも合わないと思う。その上、次の発表では旧字体以外の事について話すため、同級生たちは混乱するかもしれない。
最終報告の内容は、中間とは違って、戦前の仮名の書き方について話した。もし当時の書き言葉の違いを全て紹介するとしたら、古文も含まれるので、発表には内容が収まらないと思う。最終発表では、特に古文にだけ存在するものではなく、一般的な書き言葉に使われていたことを紹介するつもりだ。例えば、助詞や送り仮名をカタカナで書いたり、拗音を小さく書いたりしないことなどである。このトピックについて深く研究したいと思っていたため、ちょうどいい機会だったと思う。
日本語のクラスを通しても、友達が出来たと聞いてすごく嬉しいです!
ReplyDeleteみなさんの日本語の力も日本語を学ぶ情熱もすごいですよね。私もいつも感心させられます。
でも、同じく、アメリカで育った遼馬さんが、高いレベルの日本語を身に付けて維持しているのもすごいことです。
新しい生活もどうぞ楽しんでくださいね。応援しています!